2015年2月4日水曜日

久々に…

少し体調崩していた音大生の娘のところに様子を見に行ってまいりました。
今の住まいは狭いのですが、なかなか便利なところで、学校まで電車で5分。
その後徒歩で、合わせて片道20分。
だから学校の練習室にギリギリまでこもって9時半近くまでグランドピアノで練習できます。今回最後の仕上げなので聞いてほしいと付き合わされましたが帰ると10時過ぎ、なかなか疲れます。それから家の事をもたもたしているとあっという間ですね。

さて、そんなことから練習室の隣からはショパンの木枯らし、スケルツォ、バラードなどあらゆるジャンルの曲が聞くことができました。
 「あら、上手ね!」
と言うと娘がさっと様子を見て、
「あれはね〜副科目でのピアノで、専攻はバイオリンよ。しかもめっちゃイケメン(^_^) 4年の男子先輩」
本当は私も覗きたい気持ちをぐっとこらえて、素敵なスケルツオ2番を聞いていました。刺激的な空間で挫折とモチベーションとの戦いで頑張ってるんだなぁと羨ましくも頼もしくも思いました。その環境に身をおくことは、曲が仕上がっていないときは苦しみであり途上では、中々切ないらしく…でも今しかできないのでがんばってほしいとの希望や期待もあります。がんばれ!

さて本番の演奏も、予定を変更して聞くことができました。
昨年、11月に学内コンサートでは準備不足で本当に歯がゆい思いをしたが(ショパンのバラード4番)今回は親バカながら感動しました。
と言うのも、12月に亡くなった祖父にと心を込めて丁寧に弾いたそうです。これを父に聞かせたかったと思い、泣けて仕方なかったです。

音楽は、想いをのせて初めて生き生きと心に響くと改めて痛感しました。

2月にもう一息、がんばれ!